最近の報道によれば、現在、ドイツ国内では次のとおり感染症に関する注意が呼びかけられていますのでご注意下さい。
1 インフルエンザ
南半球での流行状況などをもとに、ドイツにおける今冬のインフルエンザは、比較的
穏やかに済んだ昨年に比べて流行の度合いが強まると予測されています。同報道によれ
ば、インフルエンザの流行は12月から1月にかけて始まるのに対し、接種後ワクチン
が効力を発揮するまでには時間差があるので、予防接種は11月頃までに済ませるのが
望ましいとのことです。
2 サルモネラ菌・ノロウィルス
また、ドイツにおける感染症研究の権威とされるロベルト・コッホ研究所の報告によ
ると、ベルリン、ブランデンブルク、ザクセン、テューリンゲン州などで子供を中心と
して嘔吐、下痢を伴う胃腸疾患が流行しており、全独で9,000人近い感染者が確認
されています。原因は調査中ですが、考えられている対象のうち、サルモネラ菌は8月
をピークに10月頃まで、ノロウィルスは秋から冬が流行の季節と言われます。
ご家庭でも手洗いの励行や食材及び調理スペースの衛生管理に加え、体調不良の時に
は早めに医師の診断を受ける等注意し、罹患/感染の防止に配意されるようお勧めしま
す。
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在ミュンヘン日本国総領事館 領事警備班
TEL:089-417-6040
FAX:089-470-5710
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