総領事館:ダニが媒介する病気にご注意ください(注意喚起)

ドイツの保険衛生において中心的役割を果たしている「ロベルト・コッホ研究所」の発表によれば、2011年は南ドイツを中心として、ダニによる FSME(初夏脳髄膜炎)感染事例が大幅に増加しました。同研究所では、山岳地域など一部の地域を除くバイエルン州と、バーデン=ヴュルテンベルク州のほ ぼ全体が危険地帯に含まれるとして、野外活動をする方に予防接種を奨励するなど注意を呼びかけています。



 ご存じのとお り、ドイツ南部から中欧・東欧・北欧の一部の草地や森林地帯には脳炎ウィルスを媒介するマダニ(Zecke)が生息しています。ウイルスを持ったダニに咬 まれた人が100%脳炎を発症するわけではありませんが、発症した場合には高熱や麻痺を伴う危険な症状を伴う場合があります。ロベルト・コッホ研究所で は、特に子供や高齢者は強い症状が出ることが多いとして対策を呼びかけています。

 ダニ脳炎の予防にはFSMEワクチンの接種が最も一般 的ですが、同ワクチンは同様にマダニが媒介する「ライム病(神経症状、心疾患、眼症状、関節炎、筋肉炎など多彩な症状を示す感染症)」の予防には効果があ りませんので、ワクチンの効果を過信せず、「ダニに咬まれない対策」や「咬まれた後の適切な処置」にも併せて配意いただくようお勧めします。

 なお、ダニにより媒介される感染症の予防については、日本の厚労省検疫所もWEBページで解説していますのでこちらもご覧ください。



○ロベルトコッホ研究所WEBサイト(独語)http://www.rki.de/DE/Content/Infekt/EpidBull/Archiv/2012/21/Art_01.html



○厚労省検疫所WEBサイト

http://www.forth.go.jp/topics/2012/05181519.html





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